5月15日。「30分一本ライブ」開催。


なんと、初登場ユニットが4つも!! そんな今夜の恒例「30分一本ライブ」は大入り満員の大盛況。しかも出演のみなさんの熱気あふれるプレイに、場内はヒートアップする一方なのでした。狭かったり、窮屈だったり、しまいには木箱と補助イスで作った急造のお席に座っていただいたり、みなさまにはご不便をおかけして申しわけありませんでした。
なお、「30分一本ライブ」に関して、お願いがあります。このエントリー最後に記載しましたので、「30分一本ライブ」に参加をお考えの方は必ずご一読ください。



トップバッターは「またたび +α」。これは、BOTCHY BOTCHYで開催している「みんなでフォークを唄う午後」の母体となった、湘南フォークの会で生まれたユニットです。写真を見てもおわかりのように、ワタクシも参加しています。(^^;; 今夜は森山良子やビリー・バンバンなど懐かしいフォークを中心にお送りしました。

2番目に登場してくれたのは、「takahashi kenji & チュンバラバンバ」のみなさん。これはBOTCHY BOTCHYはじまって以来の“詩の朗読”に、音楽ユニットが合体した、新しい表現ユニット。kenjiさんの世界が、ビートのきいた音楽に乗って、BOTCHY BOTCHYの店内に充満したようでした。

横須賀から来てくれた「Four tea band」は、故西岡恭蔵さんや、BOTCHY BOTCHYでも年に1度か度ライブしてくれる神戸の「モーガンズバー」のカバーを中心に活動しているバンド。モーガンやアッキャンのライブなどでは、必ず来てくれるみなさんが、今夜は自分たちのライブのためのご来店。実力派の唄と演奏を聞かせてくれました。

常連出演者の「汗と涙」のみなさんは、今夜はスペシャルゲスト(?)も交えた唄と演奏。いつものように、とてもふたりではできないような大作へのチャレンジの、今夜のテーマは「We are the world」。歌と演奏は荒削りでも、ちゃんとスーパースターが次から次へと映し出された当時の映像が思い起こされる、まさに「汗と涙」ワールドがそこに!?

5番手に登場してくれたのは、“愛と平和の使者”として多方面で活動されている「JUN」さん。3コードで弾ける愛と平和のオリジナルソングを武器に、今夜は茅ヶ崎の街に愛と平和と届けに来てくれました。お客さまをノリノリにしてしまうJUNさんのマジックに、一緒に唄う人、手拍子する人、踊り始める人、そんな人が続出でしたね。

そして今夜最後の出演は、上質なハワイアンミュージックを得意とするBOCHI BOCHI BOYSのみなさん。名前はBOTCHY BOTCHYに似ていますが、よく見るとスペルが違うのです。また、HITOMIさんのフラは、足遣いから指先の細やかな動きまで、まさに絶品。表現力の豊かさに驚くばかりです。

ミカン箱ならぬ、アンティークのコーラ瓶運搬用木箱を急ごしらえのテーブルにしてお座りいただくほどの大盛況でした。そしてエントリーしていたみなさんのライブが終わったあとのステージは、お客さまの時間となるのでした。

「30分一本ライブ」に参加されるみなさんへ、お願いです。
●なるべく早くご来場ください。
「30分一本ライブ」は、自分たちが演奏することと、他のユニットの演奏を楽しむことの、両方がセットだと考えています。なので、ある程度の出演者が揃っていないとスタートしません。そういうこともあって土曜の開催としていますので、出演バンドのみなさんはなるべく早くご来店ください。また、出演の順番は基本的にご来店の順としています。終電その他の条件は全参加者のみなさん同じですから、順序を変えて早く演奏させて欲しいといった要望にはお応えできません。
※早くご来店いただけない特別な事情がある場合は、ご相談ください。
●30分の持ち時間は厳守してください。
時間をオーバーすると、必ず後ろのバンドに迷惑が及びます。30分という時間で、自分たちの歌や演奏を精一杯表現するという「30分一本ライブ」の趣旨をご理解いただき、持ち時間は厳守してください。時間超過が目に余る場合は演奏途中でもライブを中止していただいたり、今後の出演をお断りする場合があります。
また、持ち時間の30分には、当然、マイク等のセッティングやチューニングの時間も含みます。当方スタッフも迅速に作業するように努めますが、ステージに出てからチューニングをはじめたり、エフェクター等を接続したりPAのラインに楽器を接続するなどの作業が必要になると、そのぶん演奏時間が短くなりますのでご了承ください。
※大がかりなセッティング等が必要な場合は、その日のトップバッターであれば対応も可能です。ご相談ください。
なお、言うまでもないことですが、今回の記述はもちろん、今夜の出演者のみなさんや特定のバンド等に関して、思うことがあったとかいうのではなく、これまでの「30分一本ライブ」の開催を通じて、ずっと感じていたことです。今夜ご出演いただいたみなさん、誤解しないでくださいね。
もっとマジメに唄ってみたい。もっとちゃんと聞いてほしい。もっとしっかり聞かせてほしい……。そんな常連さんたちの声に応えて生まれた、土曜夜の“ミニライブ”が「30分一本ライブ」です。自分も唄って、みんなの唄を聴いて、まだみんなが店にいられるうちに最後の出演者が演奏し終われるように、みなさんのご協力をお願いいたします。

Author: shun