そして陽が傾きかけた16時からは、いちろう16さんプレゼンツ『夏まで待てないBOTCHY2』が開催されました。7組のミュージシャンが45分ずつ、さまざまなパフォーマンスを繰り広げるというこのライブ企画、しかもお集まりいただいたミュージシャンのみなさんの個性も豊かならレベルもすっごく高くて、5時間を超える長丁場なのにぜんぜん長く感じないという、とんでもなく素晴らしいライブになったのでした。
トップバッターは、このライブを企画してくれた「いちろう16」さん。こんなふうにミュージシャンを集めたライブを横浜などで開催し、仲間のみなさんにアニキと呼ばれ親しまれています。もちろんご本人もオリジナル曲中心に音楽活動を展開中。ロマンチックな詩とメロディがステキです。
2番手は、もうBOTCHY BOTCHYでもお馴染みになってきた「金鶏堂」さん。音楽以外にも多彩なタレントを持つ彼女は、最近ではオリジナル曲を英語にして唄ったりして、金鶏堂ワールドをさらに拡大中なのでした。
3番手はBOTCHY BOTCHY初登場の「ミツダイ」さん。どういう名前の由来かと思ったら、ミツさんとダイさんでミツダイだということでした。曲は、オリジナル中心。ミツさんもダイさんもリードを取り、そして高音系ハーモニーがキレイなユニットでした。
4番手は「eye」さん。赤坂のライブハウスで、やっぱりこんなイベントを企画・開催されている方で、ギターとハーモニカを武器に、社会の歪みを揶揄したプロテスト系ソングから日常感あふれる歌、そしてしっとりしたバラード風の曲まで唄い上げてくれました。
5番手は、これまたBOTCHY BOTCHYにはたまにご登場いただいている「Rose」さん。ロックのナンバーからジャズのスタンダードまで、ときに激しく、ときにしっとり聴かせてくれました。サポートのギターには、「服部こうじ」さん。ワタクシも2曲ばかり、ベースとコーラスでお手伝い。(^^;
6番手は、先日いちろうさんと一緒に遊びに来てくれた「yonたろう」さん。とにかく歌がうまい。声がいい。しかも迫力がある。加えて唄に一切影響を与えることなく、かなり高度なことをさらっとやっちゃってるギターも素晴らしいミュージシャンなのでした。
そして最後の7番目に登場したのは、「さぷらいず」のおふたり。30年のキャリアがあるそうで、こんなイベントのトリを飾るに相応しい歌とコーラスとギターには圧倒されるばかり。精力的にライブ活動されている、その豊富なオリジナルナンバーの数々は、またぜひ聴きたくなる魅力にあふれているのでした。
さらに、なんと枠外の8番目には茅ヶ崎を代表して(?)、FRIDAYSのKOICHIさんとECNBのムラッチさんによるユニットが登場。即席ユニットのようでいて、実は最近一緒に活動されることも多くて、演奏もコーラスもバッチリ。明るくポップなオリジナル曲の数々が、本日登場してくれたミュージシャンのみなさんにも大受けでしたね。
そしてイベントが終わったあとは、いつものBOTCHY BOTCHYらしく、いろんな人がステージに登場して、フォークやオリジナル、そして歌謡曲などまで、弾いて唄って遊んで、日曜の夜がふけていったのでした。